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【文学2】読書記録の記事まとめ/2025年5-6月

6.29.2025

文学2

積み上げられた本

2025年5〜6月の記事まとめ。ジャンルは文学2(専門書・学術書・実用書など)、著者は酒井聡平、山田朗、寺崎英成、マリコ・テラサキ・ミラー、サイモン・シン、石田ゆうすけ、さくらももこ(敬称略)。

【文学2】文系著書

 硫黄島上陸/酒井聡平 

新聞記者・酒井聡平さんの『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』は、戦没者遺骨収集団に参加して、硫黄島の過去と現在の状況などをまとめたノンフィクションです。

〈文学2〉文系著書・歴史・ノンフィクション
白い菊
【感想】硫黄島上陸/酒井聡平|硫黄島の戦後の状況と遺骨収集

素晴らしい内容だった。きっとこの本は、硫黄島の語り部を受け継ぐ役割を持っている一冊なのだろう。
たくさんの人に読んでもらいたい。
ただ内容がヘビーなので、精神的にかなりキツイ。メンタルが安定している時に読んだ方が良いと思う。

 大元帥 昭和天皇、昭和天皇独白録 

山田朗さんの『大元帥 昭和天皇』、寺崎英成さんとマリコ・テラサキ・ミラーさんの『昭和天皇独白録』の感想です。
トンデモ本ではありません。どちらも昭和天皇の真実と実像に迫る、貴重な文献資料です。

〈文学2〉文系著書・歴史
闇の中でぼんやり浮かび上がる赤い菊
【特集】大元帥昭和天皇の真実と実像に迫る!目から鱗の著書2選

一見小難しい印象がするかもしれませんが、この2冊はどちらも特に難しい本ではないです。
ただ、皇室や天皇への崇拝的な感情を強くお持ちの方には、おすすめできないなぁ。受け入れ難く不快な内容かもしれませんので。

山田朗さんの『大元帥 昭和天皇』は、昭和天皇が軍と一体化して積極的に戦争に介入し指導してきたことを明らかにしています。

寺崎英成さんの『昭和天皇独白録』、寺崎さんの娘マリコ・テラサキ・ミラーさんの『遺産の重み』の2部構成になっています。
唖然とするようなことも書いてありましたね。やんごとなき人って怖いわね😱って思った。

 スッタニパータ、ダンマパダ、ウダーナヴァルガ/釈迦 

3つとも聖典の和訳書になります。ただし原書は釈迦本人が執筆したわけではなく、後世の人が書き記したもの。

〈文学2〉文系著書・思想・宗教
朝日を浴びて祈る僧侶
【感想】スッタニパータ、ダンマパダ、ウダーナヴァルガ/釈迦

『スッタニパータ』『ダンマパダ』『ウダーナヴァルガ』は類似本(聖典)なので、まとめてレビュー記事にしています。

心に響く言葉、人生のヒント、人間性を養うヒントになる言葉が沢山書かれていましたよ。

 菜根譚/洪自誠 

洪自誠さんの『菜根譚』は、400年ほど前に書かれた中国古典です。

〈文学2〉文系著書・思想・処世訓
美味しそうな人参
【感想】菜根譚/洪自誠|儒教、仏教、道教を融合した処世訓集

儒教、仏教、道教の思想を融合させた、処世訓集の最高傑作と評される超ロングセラー。

生涯折に触れて何度でも読める、いや、読みたくなる本だった。
なんなら「一家に一冊どう?」っておすすめしたいほど素晴らしい本でしたよ。

【文学2】自然・理数系著書他

 暗号解読/サイモン・シン 

サイモン・シンさんの『暗号解読』は、暗号の歴史と仕組みをわかり易く解説した傑作ノンフィクション。

〈文学2〉理数系著書・数学・ノンフィクション
エニグマ暗号機の画像
【感想】暗号解読/サイモン・シン|暗号にまつわるドラマと技術

以前、当ブログでサイモン・シンさんの『フェルマーの最終定理』の感想を記事にしたのですが、この本も同じく学術寄りの内容なので、私には複雑すぎて理解が追いつかなかった箇所もあった。
でもストーリー仕立てなっているのでワクワク感が有り、十分楽しめる一冊でした。


 石田ゆうすけのオススメ本3選 

自転車の旅をパワフルに綴る旅行エッセイスト・石田ゆうすけさんの紀行エッセイ『世界9万5000km自転車ひとり旅』の三部作シリーズの感想です。

〈文学2〉旅行・エッセイ
自転車のマークが記された信号
【特集】石田ゆうすけ|自転車で世界一周したパワフルな手記

3冊とも文章は読み易いし、内容は面白いし、気さくな人柄が見えてくる良い本でした。シリーズ本にはなっていますが、気になる本一冊だけでも問題なく楽しめますよ。

世界9万5000km自転車ひとり旅の三部作の第1弾です。
一期一会の景色と一期一会の土地の人、そして友。笑いあり、涙あり。感動とハプニングもあり。時には困難や危険なこともあったり。実にパワフル。
波瀾万丈で濃厚な旅を綴られていました。

世界9万5000km自転車ひとり旅の三部作の第2弾です。
石田さんが訪れた87ヶ国の中で、不味かった料理、嫌いな国、危ない動物、美人の多い国、怖いと感じた場所など、石田さんが独断で選んだ世界一をエピソードと共に綴っています。

世界9万5000km自転車ひとり旅の三部作の第3弾です。
自転車で7年4ヶ月をかけて世界中を旅した時の、飲食エピソードが綴られています。

 さくらももこの笑えるオススメ本6選 

さくらももこさんのエッセイって超面白くて大人気だったので、既に読まれた方も多いでしょう。
なので今更かもしれませんが、自分の備忘録として書き残しておきたかったので記事にしました。
さくらももこさんのエッセイって、ホント面白いんですもん。

〈文学2〉暮らし・エッセイ
ザルに盛られた桃。
【特集】さくらももこ|毒舌エッセイなど笑えるオススメ本6選

さくらももこさんはエッセイを何冊も執筆されていますが、その中から特に面白かった6冊を紹介しています。

さくらももこさんの初期エッセイ集三部作の第1弾。
最もバカ売れしたエッセイ本ですね。どのエピソードも笑った笑った😆三部作の中で一番面白いエッセイでした。

さくらももこさんの初期エッセイ集三部作の第2弾。
こちらもぶっ飛んだエピソードが赤裸々に綴られていて大ウケしました。

さくらももこさんの初期エッセイ集三部作の第3弾。
これも相変わらず面白かった。

上記の初期エッセイ集三部作の他に『ももこのいきもの図鑑』、『コジコジにきいてみた。モヤモヤ問答集』とマンガ『COJI-COJI』を紹介しています。

.Thank you !.
気になる記事があれば読んでみてくださいね😊

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